今回は行政書士に最短で合格するためのおすすめ勉強法について取り上げていきます。
- 行政書士試験に最短で合格するためのおすすめの勉強方法
- 短期間で行政書士試験に合格するためのおすすめ教材
- 行政書士試験合格のために勉強時間を短縮させる方法
行政書士に最短で合格するためのおすすめ勉強法【期間は半年】
先に結論からお伝えすると、行政書士に半年で最短合格するための勉強法は次のステップになります。
- 1~2ヶ月目:とにかく最初は民法と行政法に中心に学習を開始する
- 3ヶ月目:憲法、会社法の勉強を並行して開始する
- 4ヶ月目:記述対策を開始する
- 5ヶ月目:実践問題をひたすら解く
- 6ヶ月目:これまでやってきたことの総復習
これらを1つずつ深掘りしていきます。
1~2ヶ月目:とにかく最初は民法と行政法に中心に学習を開始する
行政書士試験のポイントは民法と行政法です。
具体的な民法と行政法の勉強方法は以下の4ステップです。
- テキストを読み込む(最低でも3周以上)
- 過去問を解いてみる
- 問題集で実践して解説を読み込む
- 予想問題集を解く→間違えた箇所を復習
それぞれについて詳しく解説していきます。
①テキストをとにかく読む(最低でも3回以上)
テキストは3周以上は読み込むべきです。最初は全く理解ができないはずですがそれでもとにかくめげずに先へと読み進めてください。
そうすれば少しずつではありますが全体像が見えてくるはずです。
全体像をつかむ→細かい内容を覚えておくという順番が大切です。
②過去問を解いてみる
ある程度テキストの知識が定着してきたら、過去問を解いてみましょう。最初のうちはかなり難しいと感じるはずです。それでも心配はありません。
行政書士試験ってこんな問題が出るんだ〜。程度に考えておけば大丈夫です。
ただし行政法に関しては過去問から同じような問題が出題されやすいためできる限り解きながら覚えておくようにしましょう。
③問題集を解いてみて解説を読み込む
次に問題集を解いてみましょう。問題集も分からないことが多いと思います。
いつまでもテキストを読んでいても知識は定着しません。勉強をする理由はあくまでも行政書士試験に合格することです。
なのである程度テキストを読み終わった後はとにかく問題を解くというアウトプットを重視しましょう。
④予想問題集を解く
仕上げは予想問題集を解きまくることです。
市販模試などでは各予備校が今年出題される問題を予想して作られています。(通信講座などを利用すればこの辺りはパッケージに含まれていることが多いです。)
もちろん全てが当たる訳ではありませんが、ある程度の数をこなしておけば本番に出題される可能性も高くなります。
3ヶ月目:憲法、会社法の勉強を並行して開始する
3ヶ月目からは憲法と会社法の勉強をスタートしましょう。
憲法、会社法に関してはかなり範囲が広いので、完璧にしようとしなくて大丈夫です。ある程度テキストを読んで問題を解いておく程度です。
人によっては会社法を捨てて、全て同じ番号にマークするという方もいます。
これでも悪くはありませんが、行政書士の問題も対策をしてきていて同じ数字が3つ以上正解になることはほぼありませんので、取れて2問になります。。
なので民法、行政法に自信がないという方はこの2つの分野も学習しておきましょう。
4ヶ月目:記述対策を開始する
4ヶ月目からは記述対策も始めていきましょう。記述問題は1問あたりの得点が20点と非常に大きいので、できるだけ得点を稼いでいきたい分野です。
この段階に来れば民法・行政法の知識が少しずつ固まり始めてきているはずですが、いざ記述で答えを書くとなった瞬間手が止まってしまうはずです。
なので記述の得点をあげるためにも、問題を解く時にある程度語句を意識して覚えておくようにしましょう。
もちろん全ての語句を覚えることはできませんが、よく使われているフレーズだけでも覚えてしまうと別の問題でも活用することができるようになるので次第に記述問題がスムーズに書けるようになってくるはずです
5ヶ月目:実践問題をひたすら解く
9月以降にはここまでの学習も同時に進めながら、予想問題集をどんどん解いていきましょう。出来るだけ多くの問題を解いてみることをおすすめします。
予想問題集で出題される問題は今年の試験で出題される可能性が極めて高いと言えます。
ここではお金はケチらずに出来るだけたくさんの市販模試を解きましょう。
6ヶ月目:これまでやってきたことの総復習
11月は本試験まで残り2週間ほどです。この時期になったら新しいことはせずにこれまでやってきたことの復習をしましょう。
ついつい心配になって新しい教材などを購入してしまいそうになりますがそれは辞めておきましょう。
基本はこの繰り返しです。最後までこれを徹底しましょう。
一般知識は空き時間を活用して勉強する
結論として一般知識は空き時間に対策する程度で良いと思います。例えば通勤・通学の時間やちょっとした休憩時間などです。
一般知識の傾向は年度によってかなり変化します。なのでどれだけ対策をとっても範囲が広すぎるので、やった割に結果が得られないということになってしまいがちです。
なので一般知識に関しては、空いている時間に常日頃からニュースを気にかける程度の意識を持っておきましょう。
一般知識は14問中6問正解しないと不合格になるので注意
ただし一般知識は14問中6問取らないと不合格という残酷なルールが存在します。どれだけ他の得点が良くても一般知識で得点が取れず不合格になるというは悲しいですね。
もし不安だという方はこの分野に関しては確実に得点を取れるように文章理解の練習はしておきましょう。
過去問だけでは行政書士試験には合格するのは難しい…
行政書士試験は過去問だけ解いても合格はほぼできません。
これは注意しておいてほしいことですが、よく大半の資格試験は過去問をしっかりと解いておけば合格できるという風に言われていますよね。
過去問を勉強しなくて良いという意味ではありません。過去問とプラスして適切な教材を使って学習する必要があります。
ではどういった教材を選べば良いのか次に説明していきます。
行政書士試験に合格するのにおすすめの教材
通信講座のフォーサイト
これは行政書士合格を目指す人には絶対に利用していただきたい教材になります。
なぜならフォーサイトのテキストはフルカラーですごくわかりやすく、かつポイントを押さえてくれているので効率的に学習を進めることができるからです。
さらにフォーサイトは全国平均の3.8倍もの受講生が試験に合格していて実績も業界トップレベルです。
フォーサイトについて詳しくは下の記事にまとめているのでぜひそちらを参考にしてみてください。
一般知識の学習教材
一般知識については色んな問題に触れた方が良いかと思い、上記を利用しました。
これを見ておけば完全に対策できるというものではありませんが、余裕がある方は購入しておいても良いかもしれません。
記述の学習教材
記述関連もできるだけ多くの問題を解いた方が良いのでこちらの教材を利用しました。
記述パターンが様々あるので、フォーサイトの教材に合わせてできるだけ多くの問題に触れてお苦ことをおすすめします。
行政書士試験は正しい努力をしなければ普通に落ちる
今回は行政書士に最短で合格するためのおすすめ勉強法について解説してきました。
紹介した方法で私は半年で行政書士試験に合格することができましたが、方法を間違えて努力しても行政書士試験は普通に落ちます。
私の知り合いには5回以上行政書士試験を受験していますが、合格できていない人もいます。。
そうならないためにもぜひ今回の勉強方法を参考にしていただいて正しい努力を継続してもらって合格を掴み取ってもらえれば嬉しいです。