行政書士

行政書士取得のメリット・デメリットや活かせる仕事。

行政書士取得のメリット・デメリットや活かせる仕事。

今回は行政書士取得のメリット・デメリットや活かせる仕事について解説していきます。

“お悩み君”
“お悩み君”
行政書士の資格取得を考えているんだけど、メリットやデメリットについて知りたいな。他にも活かせる仕事などについても教えて欲しい。
今回の記事で分かること
  1. 行政書士の資格取得メリット・デメリット
  2. 行政書士を活かせる仕事
  3. 行政書士の自己投資としてのコスパ
“あきら”
“あきら”
ちなみにこの記事を書いている私は行政書士試験に半年ほどの期間で合格しているので行政書士試験についてはかなり詳しい自信があります。

行政書士の資格取得のメリット

行政書士を取得するメリットは大きく次の5つです。

  1. 独立開業できる
  2. 仕事がなくならない
  3. 就職や転職に有利
  4. 関われる仕事の範囲が広い
  5. 受験資格がなくコスパが良い

これらを詳しく説明していきます。

行政書士メリット1:独立開業できる

行政書士になると、独立や開業することができます。

収入に不満があったり、自分のペースで仕事をしたい人にとって、資格を持っているだけで独立や開業できるのでおすすめの資格になります。

行政書士事務所で働きながら資格取得を目指し、取得できてすぐ開業するのでも良いですし、資格取得後何年か雇われてから独立しても良いですし、方法はたくさんあります。

行政書士メリット2:仕事がなくならない

行政書士は独占業務もあり、尚且つ扱える書類の数が1万点くらいあるので仕事がなくなることはありません。

AIも進化してきて仕事がとられるんじゃないかということも聞きますが、まだその心配はしなくても良いですし、日々新しいことが生まれているので扱える書類や可能な仕事が増えたりする可能性もあります。

まだまだ先は安泰でしょう。

扱える書類は10000種類、権利関係の書類で1000種類以上。

行政書士メリット3:就職や転職に有利

行政書士の資格を持っていると就職や転職に有利です。

行政書士関連の職に就くのはもちろん、それ以外の職種に就く場合でも行政書士は簡単に取れる資格ではないので一定の評価をもらうことができます。

持っているだけで、この人は努力できる人、頭の良い人という印象がつきます。

仮に自分が面接官として、性格も学力も同じであれば、採用するならどちらを選びますか?…そういうことです。

一種のステータスになります。

行政書士メリット4:関われる仕事の範囲が広い

行政書士は扱える書類が多い分、いろんな職種の人と関わることができます。

なので、書類作成を通じて幅広い職種の知識を得ることができるので、それを活かしてコンサルや相談を受けることも可能です。

他の職種との関わりが広いので、ビジネスチャンスがたくさんあり、やり方次第では収入を大きく上げることができます。

行政書士メリット5:受験資格がなくコスパが良い

法律系の資格の多くは受験資格がありますが、受験資格がなくコスパ良く使える資格というのが、行政書士と宅建になります。

上記でも説明した通り、取得する苦労よりメリットが大きいので相談されたらまずおすすめするのがこの2つの資格です。

何より持っているだけで、就職や転職に有利になるので、自分に価値をつけることができます。

行政書士を取得のデメリットは?

行政書士の資格取得にあたってのデメリットも紹介しておきます。

正直ほとんどデメリットはありませんが、挙げるとすれば次の2つになります。

  1. 合格するための勉強時間は約800〜1000時間
  2. 教材費用や受験費用に費用がかかる

行政書士デメリット:合格するための勉強時間は800〜1000時間

行政書士に合格するための勉強時間は800〜1000時間と言われています。

社会人となるとそんな時間確保できないという人のが多いと思うので、勉強時間がネックになります。

よく比較されるのが宅建ですが、宅建ですら300時間くらいなので、そう考えると倍以上の時間をかけることになるので踏みとどまるのも無理はないです。

逆に行政書士取得できたら、宅建は取得できるのでそれを目指すのも良いでしょう。

行政書士デメリット:教材費用や受験費用に費用がかかる

行政書士に合格するには教材費や受験費用などが掛かります。

以下、行政書士になるまでにかかる費用の概算金額です。

  • 受験費用:10400円
  • 登録手数料:25,000円
  • 入会金:200,000円
  • 登録免許税:30,000円
  • 月会費:7,000円
  • 学習費:5000円〜200000円(通学形式の予備校は高い傾向)

行政書士になるまでに掛かる費用となってから掛かる費用が大体上記の数字くらいです。

削れるのは学習費だけなので、いかに費用を掛けずに行政書士の資格を取得するかによって変わってきます。

決して安くはない金額なので、これも人によってはデメリットと捉えるかもしれません。

行政書士として働くには必ず入会金を払わないといけないですが、各都道府県によって入会金の費用は違うので気をつけてください。

行政書士の資格を活かせる仕事は?

行政書士の資格が活かせる仕事は、結論、たくさんあります。

扱える書類がたくさんあり専門性がないのが特徴なので、たいていの分野の職種とお付き合いすることになります。

ただ、上手くいっていれば良いですが、それが故に専門性のある事務所が出てきたときにそちらに顧客を取られる可能性もあります。

なので、ここでおすすめしたいのは自分が興味のある方面、今までのキャリアを活かせる業種に絞って専門性を持たせる働き方を推奨します。

専門性があると、分野も絞れるので数こなせたり効率良く仕事することができるので、メリットもあります。

行政書士は自己投資としてのコスパはどう?

国家資格には難易度の高い試験が他にもたくさんありますが、行政書士は簡単とまでは言いませんが、比較的に取得しやすく合格後のメリットが大きいのが魅力です。

分からないことも多いと思うので、勉強法などをまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

行政書士 最短 勉強方法
行政書士に最短で合格するためのおすすめ勉強法【期間は半年】今回は行政書士に最短で合格するためのおすすめ勉強法について取り上げていきます。 行政書士に最短で合格するための...